Opaque

Apacerは、TCG Opal 2.0基準のカスタム実装としてOpaqueソフトウェアを開発しました。アクセス可能なインターフェイスにより、ユーザーは、起動前の認証やドライブの復元などの便利なセキュリティ機能を利用できます。

TCG (Trusted Computing Group)が開発したOpal Storage Specificationは、ハードウェアベースの暗号化をストレージに適用するために使用される一連のセキュリティ規格であり、ソフトウェアベースの暗号化よりも高いパフォーマンス、優れたセキュリティ、および容易な管理などの利点があります

不正アクセスからデータの機密性を保護するApacerの取り組みは、2つのレベルに分けることができます。まず、Apacerは、ハードウェア暗号化を実装したTCG Opal準拠のSSDを提供し、さらにソフトウェアレベルではOpaqueと呼ばれるセキュリティ管理ツールが開発していますので、ユーザーはOpal対応デバイスを管理してOpal 2.0機能を有効にし、関連する機能を設定することができます

Opaqueには、TCG Opal機能を有効にする初期設定の実行、デバイスへのアクセス許可を制限するパスワードの設定、起動時にドライブパスワードを要求するパワーオン認証の実装、異なる認証に対するロック範囲の割り当て、およびすべてのユーザーデータと設定をデバイスの工場出荷時への復元など、様々なストレージデバイスを管理用の機能が搭載されています。

技術の取り入れ
関連製品
AES256ビット暗号化

米国政府および多くの国際的なセキュリティ機関によって信頼されているセキュリティ標準。これは、データを暗号化してハッカーやその他の悪意者からセキュリティを保つために効率的かつ安全性の高い方法です。

ATAセキュア消去 (ATA Secure Erase)

このコマンドを実行すると、SSDはすべてのストレージセルをリセットして空にしてトラップされた電子を解放し、ドライブを元の状態に戻します。この操作により、ドライブからデータが完全に消去されます。

CoreSecurity2

ApacerのCoreSecurity2は、カスタマイズされたファームウェアを用い、データセキュリティを強化してデータ流出を防ぐことでストレージデバイスの信頼性を引き上げるために開発された、独自のデータ保護技術です。

CoreDestroyer

CoreDestroyerは、SSDが権限のないユーザーの手に渡ろうとしている場合に、SSD全体を使用不能にさせるソフトウェア機能です。

インスタントキーチェインジ (Instant Keychange™)

Apacerは、AES暗号化としてInstant Keychange™機能を標準使用しており、ハードウェアまたはソフトウェアを通じて実行されます。元のキーを破棄して新しいキーを作成するのに1秒もかかりませんので、従来のド...

TCG Opal 2.0

TCG OPALはホストを必要とせずにデバイス内の情報の暗号化/複合化を処理、システム性能を損なうことなく高速な暗号化/複合化を可能としデータ漏洩のリスクを最小限に抑えます。

ライトプロテクト (Write Protect)

書き込み保護を使用すれば、ハードウェアのスイッチ/ピンやベンダーのソフトウェアコマンドを使用して、ドライブへの未許可なデータ書き込みを防止できます。