Apacerが32GB DDR4産業用メモリーを量産開始 リアルタイム性能を引き上げ、5Gのグローバルな商機を獲得

2月 12, 2020

産業用ストレージとメモリーの大手企業であるApacerは、32GB DDR4産業グレードメモリーの量産開始を発表しました。グローバルな第一線のSD-WAN (仮想WANアーキテクチャ)と、仮想ルーターvCPE (仮想カスタマ構内設備)の顧客へ提供できるようになっています。世界中でテレコム業者が5Gネットワークの導入を開始しており、成長を続ける一時的なデータストレージの需要を賄うために、大容量のメモリーを使用してリアルタイムの演算性能を引き上げ、ネットワーク負荷を軽減できます。Apacerはあらゆる種類の産業グレードの大容量メモリーを提供しており、将来的には小型の基地局や小規模なデータセンターの事業拡大に向けて供給する用意ができています。

Apacerの32GB DDR4-2666産業グレードメモリーモジュールは、サムスンが提供する最新世代の1x nm 16Gb AダイDDR4 DRAMチップを採用しています。目的は、5Gの導入コストを下げ、ネットワークの仮想化を加速させることです。SD-WAN、vCPE、その他のアプリケーションで見られるように、こうしたメモリーモジュールはすでにグローバルなティア1顧客のサプライチェーンで成功を収めており、5G市場でリードしています。大きな帯域幅、高速転送、低遅延、多数のデバイスの相互接続などを含む5Gの特性が、大量のデータ収集と高速処理の要求をさらに上げています。メモリー仕様は、今後も大容量化と高性能化の方向で発展するでしょう。また、大容量メモリーを使用すれば、リアルタイムのデータ処理と処理性能を加速させ、ネットワーク負荷を減らし、読み取り時間を短縮できます。

5Gの業務移管スケジュールと基地局の建設は両方とも、予定より早められています。Markets and Markets社の「Small Cell 5G Network Market(スモールセル5Gネットワーク市場)」レポートによると、5Gスモールセル基地局の市場規模は、2019年の5億ドルから2025年には35億ドルへ成長し、年平均成長率は最大37.1%に達します。スモールセル基地局と地域別の小規模なデータセンターが、スマート製造、スマートヘルスケア、画像認識と監視、自動車分野のIoTなどの垂直市場アプリケーションと並行して成長する見通しです。スモールセル基地局は5G技術のアーリーアダプターとなり、メモリー市場へ新たな成長の波をもたらすことが予想されています。

Apacerの32GB DDR4-2666産業グレードメモリーのフルラインアップは、IntelのCoffee Lake/Ice LakeとAMDのRyzen 3000/Ryzen Embedded V1000シリーズプロセッサーをサポートします。UDIMM、SODIMM、RDIMM、ECC UDIMM、ECC SODIMMなどのフォームファクタが用意されています。また、5G機器で要求されるより厳しい設置環境試験や信頼性要件を満たすため、防硫保護が32GBのメモリーモジュールへも適用されるようになりました。

DDR4 UDIMM  DDR4 SODIMM  DDR4 RDIMM  DDR4 ECC UDIMM  DDR4 ECC SODIMM